2020年5月の記事一覧
栄養士より―毎月19日は「食育の日」
先週より5月の相談登校日が始まりました。
元気な姿を見せてくれる生徒がいる一方、登校の往復で疲れたり、朝起きるのがつらく、生活の乱れを実感した子どもたちもいるのではないでしょうか。
生活リズムを整える方法はいくつかありますが、今回お勧めするのは「朝、学校に行く日と同じ時間に起きて、食卓につく」ことです。
そのときに食事を準備する音や匂いを感じることができると、なお良いです。食べ物をイメージすることで、唾液が出たり、消化管が食べ物を受け入れる準備を始め、食欲が出てきます。
その後、やっぱり眠くなって寝てしまうことになっても、初めは構いません。毎朝繰り返し、だんだんと朝型にしていけたらいいですね。
なお朝ごはんには、菓子パンや甘いシリアルなど、砂糖をたくさん使ったものは避けたほうが無難です。
空腹にそれらを食べると、急激に血糖が上がってしまい、体がそれをぐっと下げようと働くときに、眠気や疲れとして感じることがあります。
例えばパンなら、菓子パンよりも惣菜パンやサンドイッチを、そして単品よりはおかずをいくつか付けましょう。
もちろん主食、主菜、副菜が揃うことが理想ですが、できることから少しずつ、です。
子どもたちへのアドバイスの参考にしていただけたらと思います。
この臨時休校中、給食センターでは富岡市の野菜キャラクターのぬいぐるみを作りました。
裁縫が得意な方がおり、パターン(型紙)を作ってくれました。すごいですね…!
私は西中卒業生がデザインした「なめちぃ」を作りました。遠い昔、母から「裁縫の時は手を洗うように」と教わったことを思い出しながら。汚さずきれいに仕上がりました。
野菜キャラクターのぬいぐるみたちは、今後の食育で活躍してもらいます。